長引く夏も終わり、美しい紅葉の季節がめぐってくると、
リュックサックを背負って、野山に繰り出したくなります。
今年もあちらこちらに出かけてきました。
長野県の横谷渓谷は、毎年訪れるお気に入りの場所です。
10月下旬、今年も愛犬(11歳)と一緒に楽しく紅葉狩り!
渓谷沿いの遊歩道をてくてく、てくてく
美しい紅葉を愛で、
愛犬と共に歩く幸せを噛みしめ、
川のせせらぎの心地よさを肌で感じながら、
マイナスイオンをたっぷり浴びて、
一日15,000歩のハイキングを満喫しました。
また別の日、11月中旬には
朝、思い立って長野県の布引観音へ!
なんでもここは「牛にひかれて善光寺参り」の伝説の舞台となった寺だとか・・
えっ?それってどういうこと?
なんか面白いから行ってみようと早速現地に向かうと、
思いがけずちょっとした山登りとなりました(嬉)
お目当ての釈尊寺観音堂宮殿は、山頂の断崖絶壁に鎮座していて、
ちょっと、京都の清水の舞台が連想されます。
【牛にひかれて善光寺参り】即ち布引伝説でこちらの観音堂に安置されているのが、
昔の逸話で牛に化身して信仰心のない強欲な婆さまを長野善光寺に連れていったという
布引観音様だとのこと。
婆さまはこの出来事を経て改心したとのことから【牛にひかれて善光寺~】は、
「思ってもいなかった出来事や、周りからのはからいによって、
自分が良い方向へ導かれること」の、ことわざとなっているそうです。
それを確認して・・
「私は周りの助けに、いつも気づけているかな?」
願わくば
「謙虚に、人を助け、助けられながら生きていきたいな」
などと、小さく決意しながら観音堂を後にしました。
あ~なんか心洗われた
帰り道、周りを見回すと 辺りのどの社も崖の岩肌にめり込むように建てられていて、
「建てる時は硬い岩をたくさん削って、さぞ大変な労力だったろうな。」と、
この場所を造られた古人の信仰の力を強く感じました。
社務所には、お留守番のハチワレ猫!
これは嬉しい誤算です。
人懐こくて愛らしかった。
ここで癒し体験も更に付加されましたよ(嬉)
さて、目当てを達成すると
お腹が減ったので、信州そばを食べて帰りました。
長野県の”もりそば”はいつも盛りが多くて嬉しい!
せっかくだから名物”鯉こく”も美味しくいただきました
この日は1日11,000歩ほど歩きましたよ。